【書類対策】職務経歴書の書き方★早期離職・第二新卒向け【転職・就職の書類作成】
第二新卒とは、一般的に学校を卒業し、正社員で就職をしてから3年以内に離職した方のことを指します。
年々増加傾向にあるとも言われている第二新卒の割合。
職務経歴書では、短い社会人経験をどのように記載するかがポイントになってきます。
職務経歴書は、大きく以下の3つで構成されます。
①職務要約
②職務経歴
③自己PR
これにしたがって記載を進めていきます。
【第二新卒/職務経歴書の書き方】短いけど社会人経験があることを強みに
基本的に職務経歴書のフォーマットは、職歴が多い方やアルバイト経験のみの方と同じように作成してOKです。
フォーマットの例としては、このような形でA4にまとめるといったものが一般的です(クリックで拡大します)。
ただ、抑えるポイントが、アルバイト経験のみ・職歴が多いケースとは少し違ってくるので以下で確認しましょう。
第二新卒の方は、短い期間ですが社会人としての経験があります。まずは、
- その期間で身につけたスキル
- 行動の上で大切にしていたことや考え
- 仕事を通して学んだこと
等を①の職務要約、②の職務経歴と絡めて記載します。
1社の経験のみでも、2〜3行など簡潔に終わらせずにしっかりボリュームを持たせて書きましょう。
【第二新卒/職務経歴書の書き方】退職理由は前向きに
第二新卒の人は早期離職であるため、どうしても退職の理由について突っ込まれてしまいます。
離職理由はポジティブな言葉で表現し、③の自己PR欄に書くというのがポイントです。
「辛くてやめてしまった」「パワハラがあった」「サービス残業が多かった」というような、事実であってもネガティブな理由から早期離職してしまった人もいるはずです。
ですが、その理由をそのまま書くのはNG。
採用担当者に「他責(人に責任がある)的な思考を持っている人なのかもしれない」と思われるきっかけになりかねません。
そう思われてしまうと、なかなか書類選考を通過することはできません。
例え事実としてパワハラや辛いことがあったとしても、
「自分のさらなる成長の機会を求めて、転職を決意しました」
「よりスキルに磨きをかけたいと考え、転職を決意しました」
など、できるだけ前向きな言葉に言い換えてみましょう。
あまり当てはまらないな…と思った場合は、「いっそう良いパフォーマンスを出せる環境で働きたいと考えていたところ、御社の求人を拝見して応募しました」というような表現でもOKです。
さて、採用担当者は
- 入社したらどのくらいの期間で戦力になってくれるか(スキル)
- すぐに辞めずに、長く働けるか(マインド)
- 他のメンバーともうまくやっていけそうか(コミュニケーション)
この辺りを見ています。
そこをクリアできるように、ネガティブな退職理由は言い換えて書きます。
例え早期離職であっても、退職の理由さえきちんとしたものであれば、企業側としても第二新卒の人材はとても魅力的に見えるはずです。
社会人経験があるけれど若く柔軟性があり、伸びしろを見込めると考えるからこそ、第二新卒は有利になりやすいのです。
また、「●●に挑戦したいから志望した」(=退職を考えている)というように退職の理由の部分を志望動機に重ねる形で書いてしまうのも良いです。
職務経歴書に大切なこととして、
- 一貫性を持たせる(矛盾がない)
- 学んだ・意識していたこと、成果を具体的なエピソードに絡めて書く
- 今までの経験から身についたこと、それをもってどのように活躍したいか
の3つがあります。
一人で作成するのが難しいというときは、日本若者転職支援センターにもご相談ください!
下記のバナーから登録フォーム(無料)にジャンプできます。