転職の心得

無職・フリーター・第二新卒が転職(就職)しようと思ったら何をすればいい?

無職・フリーター・第二新卒が転職(就職)しようと思ったら何をすればいい?

無職・フリーター・第二新卒のみなさんは、「今の状況をなんとかしたい」と思うことはありますか?なんとかしたい、と思った時にまず頭に浮かぶのは「転職(就職)」ではないでしょうか。正社員で働きたい、働く環境をより良くしたい、社会に出たい、スキルが身につく仕事をしたい…転職(就職)の理由は人それぞれです。しかし、思い立ったはいいけど何をすればいいのかが分からない…。そんなみなさんに、今回の内容をぜひ参考にしていただきたいと思います。

★転職(就職)しようと思った時の流れ

1.転職サービスに登録する、ハローワークへ行く
2.アドバイザーに会って面談をする
3.案件を紹介してもらう(自分で探す)
4.書類添削・作成・提出
5.面接練習・面接
6.内定

一般的な流れは大きくこのようになります。

1.サービスへの登録

まずは転職エージェントや求人サイトに登録します。エージェントは2~3社見て、自分に合いそうなところを選ぶ人が多いようです。また、Webの求人情報サイトは、使う・使わないは別として、登録しておくとどんな職業の求人があるのか市場感を把握できるので見てみるのが良いでしょう。(そこでレジュメを作り込むことで、企業やエージェントからオファーメールが来ることもあります。)ハローワークへ行き求人を見るのも一つの方法ですが、ハローワークは企業側が無料で求人を出せることもあり、様々な企業が名前を連ねています。選択肢が多かったり、逆にどれも希望条件に沿わないということもありますので、同じく無料で利用できる転職エージェントに登録して、細かいアドバイスをもらうのもおすすめです。まずは気持ちを「転職(就職)モード」に切り替えてみるところから、始めましょう。

注意:人間関係・仕事に飽きたなどの理由からの転職はちょっと考えよう…人間関係がこじれて転職を考えている場合は一旦考えてみましょう。というのも、人間関係はどこの企業にも存在しているからです。明らかなハラスメント行為がある場合は、一旦上司に相談し、部署移動などで対応してもらうという方法もあります。人間関係が理由の場合、転職の理由を面接で聞かれた場合も説明しにくいものです。極力、避けた方が無難です。仕事に飽きたという場合も同様で、上司に相談することでもしかすると新しい仕事をもらえるかもしれません。また、あなた自身が受け身になっている可能性もありますので、自ら工夫ができることであれば進んでしてみましょう。転職を考え直すきっかけになるかもしれません。

2.アドバイザーとの面談

転職エージェントに登録した場合、日時を決めてアドバイザーと面談をします。アドバイザーとの面談ではこれまでの経歴やスキル、希望条件などを細かく伝えます。希望だけでなく、退職に至った(考えている)理由なども話すことになるので、考えをまとめておきましょう。(ハローワークでも同様ですが、施設内の端末で自分で探した求人の相談に乗ってもらうというケースもあるので、2と3の順序は前後する場合があります。)

3.案件を紹介してもらう(自分で探す)

転職エージェントに登録した場合、早ければ面談のその日に案件を紹介してもらえます。自分の希望する条件や業務内容を確認し、希望に見合うものなら応募します。書面だけでは分からない社風なども、案件を熟知している転職エージェントなら答えてくれます。求人サイトで選考を進めて行く場合、・志望企業を知る術があまり無い・自分と企業が直接やりとりすることになるため、初めての転職で自信がないなどの場合は転職エージェントに相談する方がより安心かもしれません。

4.書類添削・作成・提出

志望企業への応募を決めたら、書類作成をします。大抵、必要な書類は・履歴書・職務経歴書の2種類です。転職エージェントやハローワークで活動を進めて行く場合、ぜひ書類添削をしてもらいましょう。プロの視点でアドバイスがもらえます。

5.面接練習・面接

書類審査が通過したら面接です。面接も書類同様、対策をしていきます。転職エージェントに手伝ってもらうのはもちろん、スマホの動画で自撮りしたり、身近な人に付き合ってもらったりでも良いです。ハローワークでも定期的に面接のシミュレーションとしてグループワークをしている場合があるので、参加しても良いでしょう。他の人がどう答えているかなども参考になりますよ。

6.内定

選考が終了し、内定が出たらそれを受諾するかどうかの返事を早めにする必要があります。内定=採用ではないので要注意です。受諾は基本的に書面で交わします。口約束はトラブルの元なので気をつけましょう。

★転職しようと思ったら、在職中に動くのが良い

ここまで大まかな流れをまとめてみました。フリーター・第二新卒の方で、もし現在在職中かつ転職を検討しているのであれば、できるだけ在職中に動くのが好ましいです。時間を捻出するのは大変かもしれませんが、何にも属せず過ごすということは焦りが生まれ、「早く決めなければ」という気持ちから意図しない内定を受諾してしまうことにもなりかねません。また、転職活動には意外にもコストがかかるものです。財源を絶ってしまっては転職活動そのものができなくなる可能性もありますので、生活のことも考えながら動くのが良いでしょう。

★若さは転職市場での大きな価値

無職・フリーター・第二新卒…肩書きはあるけど、なんだか不安…。そんな人でも、20代前半であれば、十分に新卒者と渡り合えます。というのも、若いうちは活躍を見込まれての「ポテンシャル採用」という可能性も十分にあるからです。若いということは、企業にとっては・長く働いてくれる・飲み込みが早い・体力があるというメリットばかりです。人手不足と言われている今、無職・フリーター・第二新卒の方でも若ければ転職市場での価値は十分にあると言えます。

★まとめ

今回は、無職・フリーター・第二新卒が転職(就職)しようと思ったら何をすればいいかについてまとめました。まずは「転職サービスに登録する」ことから始めるのが基本ということがお分りいただけたかと思います。もちろん自分で求人を探して直接応募するという方法もありますが、「直接企業とやりとりして、トラブルになったらどうしよう…」「初めての転職だから不安…」という人にはハローワークや転職エージェントなど専門機関の利用がおすすめです。サポートを受けながらの転職は、今やスタンダードな方法です。弊社にも是非一度、ご相談ください!