就職するのが怖い、社会が怖い人のために

社会との関わりが薄くなり、いつしか「人と接するのが怖い」「社会に出るのが怖い」という気持ちを持ってしまう人ー…既卒の、いわゆるニート・無職と呼ばれる層の人に多いようです。どうしても勇気が出ずに踏み出せない、働いていたけど嫌な経験からトラウマになってしまった。働いたことはないけれど、漠然と社会でやっていけるかが不安。色々だと思います。今回は、「働くこと、社会が怖い」という気持ちをどう克服するか?そしてその理由について、考えていきたいと思います。

★恐怖を感じる理由とは

働くことに対する恐怖は様々な原因があります。

・パワハラを受けた経験がある。
・人間関係のもつれに悩まされた。
・理不尽なクレームの対応をしていた。
・休日や休憩時間が極端になかった。
・残業が多すぎる環境で働いていた。

苦痛を伴う経験から働くことそのものがトラウマになってしまい、また、ニュースなどで報じられるこういった内容の情報を得ることで、希望を持てなくなってしまうのです。

★その恐怖、本当に仕事に対するもの?

働くことが怖いー…しかし、その恐怖は「仕事」そのものへの向けられたものではなく、人間関係や叱責などの「仕事に付随するもの」に関しての恐怖である場合がほとんどです。仕事は本来、自己の成長を実感したり、チームでの達成感を味わったり、新しい学びがあったりと、やりがいや楽しさがあるはずのものです。一度、本当に「働くこと」が怖いのかを考えてみましょう。環境を変えれば解決する場合もあります。「仕事」そのものを、どうか嫌いにならないでください。

★引きこもってしまうほどに恐怖が増す

人は「過去に経験した恐怖体験」「予測できないもの」に対して不安を覚える生き物です。これはごく自然なことで、過去の経験を活かし危険から身を守ったり、予測がつかないものに対して慎重になるといういわば防衛本能です。しかしこれがよくない方向に働いてしまうこともあります。

例えば、過去に体験した嫌な出来事ー…例えば、パワハラや陰口、劣悪な人間関係などを回避しようという気持ちが働き、仕事を退職した(学校に行けなくなり、卒業後も社会に出られない)とします。そして、一旦仕事から遠ざかると今度は社会のことがよく分からなくなくなっていきます。分からないから怖くなり、ますます避けようという気持ちが働くのです。働かなきゃいけないということは理解している、だけど現状から脱することができない…そんなループに陥る人が多いようです。さらには友達もみんな就職したことで、居辛さを感じて友人同士の集まりに参加できないなど、完全に人との繋がりが断絶してしまうこともあります。

働く意欲があっても「面接でなぜ無職なのか聞かれるのが怖い」「書類で落とされるのが怖い」と、やはり恐怖心がつきまとって、なかなか前に進めないという人もいます。

そして、外に出ることができない自分に対して、自己評価が低くなってしまってる場合が多いです。


自信を取り戻すために、自分自身のケアをするところから始めましょう。

★「焦り」があるうちに行動する

しかし、恐怖を感じながらも焦る気持ちもあるのではないでしょうか?ニートの方は未来を悲観している人が多いと聞きますが、その感覚は正常です。なぜなら、自分の現状をしっかりと理解し、戒める気持ちを持っているからです。悲観するあまりネガティブな言葉やネット検索を繰り返す人も、一歩踏み出せれば意外とその先も頑張れるものです。

(逆に「ニートは自由だし、最高!」と感じているとしたら少し注意が必要でしょう。)

「今はいいけど、40、50歳になってもこのままだったらどうしよう…」「周りはみんな就職しているのに、自分は…」という感情が少しでもあれば、すぐに行動しましょう。現在は売り手市場と言われており、多くの企業が人手不足に悩んでいます。正社員での勤務経験がない場合でも、若くポテンシャルがあれば内定する可能性だって十分にあります。

★信頼できる人を探す

では、何から始めれば良いか。まずは就職するにあたり信頼できる存在を探すところから始めましょう。そのためには、サポステや、私たち転職エージェントなど、プロに相談することが重要です。

頑張りすぎないようにする

努力をしなくていいという意味ではなく、「無理をしない」ように働くことに目線を向けるようにしましょう。転職(就職)活動の合間には休息の時間を十分に取る、一人で抱え込まず専門機関に相談するなどです。徐々に仕事について考え、活動する時間を増やしていけば、心にも体にも負担が少なくて済みます。

※「相談すること」については事項で説明します。

サポステ等、専門機関に相談する

地域のサポートステーションや転職エージェントに相談し、転職を進めていくという方法もあります。


サポステは特に、どうやって社会に参画していいかわからないという若者たちを1からサポートしてくれる強い味方です。私たち若者転職支援センターも、サポステと連携しているため安心してご利用いただけます。サポステも転職エージェントも、「働くこと」のプロ集団です。仕事や社会に対するマイナスイメージも払拭できるかもしれません。

 

さらに、プライベートでの味方を増やすことも重要。無条件にあなたを肯定し、応援してくれる存在は大切にしましょう。家族や友人にも応援してもらうことができれば、安定したメンタルで就職活動を進めていくことができますね。一人になりすぎず、上手に相談したり周りを頼ることで道が開ける場合があります。

 

★体を動かすことも効果的

外へ出ることが怖いと感じている人の中には、運動の習慣がない人も多くいます。「傷つきたくない」「自分が相手にされるはずがない」など、ネガティブな感情から防衛本能が働いていたり、自尊心が低いなどの傾向にあり、閉じこもってしまい運動の習慣がないという人も多くいるようです。

運動することで脳へのストレスを軽減し、ポジティブな気持ちや自尊心の回復に繋がるというデータもあるようです。ハードな運動ではなくジョギングなどでも効果があるので、こういったことも始めてみると良いかもしれません。

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★まとめ

社会に出ることへの恐怖は、多かれ少なかれ若い人にはあるものです。「自分はきちんとやっていけるのだろうか?」「自分のやり方や考え方が通用するのだろうか?」と、現在就活をしている学生たちの多くも同じようなことを感じているようです。(「就活 不安」で検索すると多くのページがヒットします)今、働いている人たちは、それをどうにか乗り越えてきたのです。あなたに少しでも「焦り」の気持ちがあれば、ぜひ一歩を踏み出すことをおすすめします。前述の通り、周りに味方を作ること、運動することなど、環境や生活習慣を見直すことで変わってくることもあるかもしれません。怪我・病気の場合は別ですが、取り立てて理由がないまま毎日をぼんやり過ごしている…そんな人に試してほしい内容です。

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