【書類対策】職務経歴書の書き方★既卒/職歴なし/無職の方向け【転職・就職の書類作成】
無職・既卒・職歴がない方が、色々と就職活動の準備を進めていく中でぶつかるのが、職務経歴書。
「無職なのに(働いたことがないのに)、職務経歴書なんて作れない…」
そんな壁にぶつかった時は、以下を参考に職務経歴書を作成してみてください。
【既卒・無職・職歴なし/職務経歴書の書き方】アルバイトの経験も職歴にしよう
既卒・職歴なし・無職の方は、アルバイトの経験を「職歴」として、職務経歴書を書いてみましょう。
アルバイトの経験があれば、基本はフリーターの方と同じ職務経歴書の書き方でOKです。
(下の画像はクリックで拡大します)
しかし、アルバイトの経験もない場合はどうすれば良いのでしょうか?
大丈夫です!職務経歴書ではありませんが、作成できるものがあります。
「自己PR書」です。
【既卒・無職・職歴なし/職務経歴書の書き方】アルバイトの経験もない場合は「自己PR書」を作ろう
職務経歴書は大きく、
- 職務要約
- 職務経歴
- 自己PR
この3つから構成されています。
短期でもアルバイトの経験が無く、全く働いたことがないという無職・既卒・職歴なしの方は、3つ目の「自己PR」に特化した「自己PR書」を作ってみましょう。
「自己PR書」とは、ご自身の今までの経験を志望動機や入社後のビジョンに絡めてまとめたものです。
下記は例です。(クリックで拡大します)
現状を書く
まずは職歴なしということで、現在進行形で働いている方ではないと仮定すると、採用担当者が一番気になるのは、日中の過ごし方や無職になった理由です。「なぜ新卒で就職しなかったのか」「なぜ前の会社をすぐに退職してしまったのか」「今は何をして過ごしているのか」など、まずは自分の現状を明確に記載しましょう。
今回の志望理由
なぜ今回、この企業のこのポジションに応募するに至ったのか、理由を記載します。「受かりそうだったから」「何となく」ではなく、自分がその会社のメンバーになって、どのように活躍したいかという明確なビジョンを持っていることが大切です。
自身の性格
自分の性格と合わせて「自分のこんな特性がこのポジションで活かせると考えている」と記載することも忘れずに。自分の長所・短所を客観的に見られる視点を持っているということも、間接的にアピールできます。
このように、職務経歴書の代わりに、学生時代に勉強していたことや自分の長所についてPRする書面を作ると良いでしょう。
【既卒・無職・職歴なし/職務経歴書の書き方】空白期間(ブランク)をどう説明すれば良いか?
学校を卒業してから、働く機会がなく過ごしている既卒・職歴なし・無職の方には、色々な理由がありますが、あまり正直に伝えてしまうと面接を通過できない可能性があります。
そこで、理由を伝えるのに「言い換え」を使ってみましょう。
例えば、
・体調不良で休養していた
⇨体調が悪く医師に止められていたが、今は全快。休んでいた時の分も働いて早く社会にジョインしたいと思っている。
今は就労に問題がないこともアピールします。(ただし事実であり、無理をしていないことが前提です)
・受けるところ全て落ちてしまい就職できなかった
⇨当時はこだわりが強く就職の機会を逃してしまったが、今は初心に帰って自分が貢献できる形で社会参画したいと考えている。
今はこだわることをやめ、広い視野で仕事を探せるようになったことを合わせて伝えます。
・働きたくなかった、働く必要を感じなかった
⇨当時はやりたいことがあって就職の道を選ばなかったが、今改めて労働の重要さ・必要性を考えており、仕事をしたいと考えている。
いずれも、今の自分は過去の「仕事を選ばなかった自分」ではないという部分を強調するのが大切です。
それぞれ理由がありますが、このような言い換えができます。
ぜひ言い回しなど参考にしてみてください。
特にこれら3つの理由の場合は、ありのまま職務経歴書に書く(面接で言う)と選考に通らない可能性が高いものです。
過去のこと云々より、採用担当者が気にしているのは、これからの部分です。
過去の要因を今も引きずって、これから働くにあたり支障にならないかを懸念しています。
・体調不良で休養していた
採用担当者の本音:今は体調は大丈夫なのか?遅刻や欠勤が多かったり、働き始めてすぐ休職しないだろうか?
⇨こうして解決:ご自身の体調と十分相談する必要がありますが、本当に全快しているのであれば自信を持ってその旨を伝えましょう。医師の診断書提出を求められた場合は応じるようにします。
・受けるところ全て落ちてしまい就職できなかった
採用担当者の本音:他の企業も採用したくないなんて、この人には何か問題があるのだろうか?
⇨こうして解決:以前は条件や仕事の内容にこだわっていたことがあり、なかなか妥協できなかったが、その後考え方を変えたことで、ようやく自分の力を発揮できそう・働いてみたいと感じられる企業(=受ける企業)に出会えたということをアピールします。妥協を許さない=頑固な性格と取られるため、その後きちんと考えを改めたということも含めて説明します。
・働きたくなかった、働く必要を感じなかった
採用担当者の本音:この人は本当に社会でやっていけるのか?
⇨こうして解決:何かに打ち込んでいた場合、「どうしてもやりたいことがあり、就職の道を選ばなかった」と伝えるのが良いでしょう。資格の勉強や留学などは伝えやすく、理解も得られやすい内容です。
難しいのは「実家暮らしで、親に頼ればいいから、働く必要を感じなかった」という場合。
このような考えでは厳しい目が向けられるのは当然です。が、以前はこう考える理由があり、そして今それを改めようとしているからこそ、この問題にぶつかっているのではないでしょうか。
この場合は、「働くことについて真剣に考える期間にしていた」と表現をするのが、理解を得られやすいのではないかと思います。
「働くことの必要性を真剣に考えたところ、慎重になってしまい、なかなか踏み出せなかった」
「自分のキャリア構築に大きく関わる第一歩を、どうやって決めていいか分からなかった」
というのも、悪い表現ではありません。
面接や職務経歴書では、虚偽はもちろんNGですが、逆にストレートに答えすぎても、相手の理解を得られない場合があります。
真実を婉曲の表現を使って伝えるというのもコミュニケーションスキルの一つです。
「物は言いよう」という言葉があります。
あまり良い印象の言葉ではありませんが、表現の仕方一つで印象が変わる、という意味でもあります。
婉曲の表現を使う・言い換えるなどで印象がだいぶ変わってきます。
少しだけ表現に工夫を加えてみるだけで、印象が全く変わってきます。
【既卒・無職・職歴なし/職務経歴書の書き方】まとめ
書類選考に通過しない場合、職務経歴書のどこに問題があるかというと
①情報量が足りない(文字数が少ない、余白が多い)
②やる気が見られない(仕事への姿勢が中途半端、努力の姿勢が見えない)
③自社に合わない(求人の情報にそぐわない、社会人として不適切)
主な理由はこの辺りです。
例にあげたような文章を練って職務経歴書を書くことをオススメします。
また、マイナス面をカバーする言葉を探すだけでなく、自分の強み、つまりプラスの面もしっかり盛り込みましょう。
アルバイトや学校生活での「頑張って結果を出したエピソード」を、仕事に絡めるような形で職務経歴書に書きます。
「こう頑張ってきた」⇨「だからその能力をこういう風に活かせる」という図式が基本です。
職務経歴書の書き方に迷った時には、ぜひ日本若者転職支援センターにもご相談ください!
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