【転職の心得】長いフリーター(アルバイト)生活は、就職に不利?
今回のテーマは「フリーター(アルバイト)期間が長いと、就職に不利なのか?」。早速、見ていきましょう。
【フリーター生活】バイト生活、3年を越えると就職で不利に
厚生労働省の「若年者雇用を取り巻く現状」の「フリーター期間別にみた正社員になれた者の割合(20~29歳)」を見てみます。
引用元「厚生労働省 若年者雇用を取り巻く現状」
男女合計のデータは、
- 6ヶ月以内:64.0%
- 7か月~1年:58.3%
- 1年~2年:52.2%
- 2年~3年:58.9%
- 3年超:48.9%
男性のデータは、
- 6ヶ月以内:72.5%
- 7か月~1年:61.7%
- 1年~2年:60.0%
- 2年~3年:62.1%
- 3年超:57.0%
女性のデータは、
- 6ヶ月以内:56.5%
- 7か月~1年:55.1%
- 1年~2年:42.9%
- 2年~3年:54.1%
- 3年超:38.3%
となっています。
この結果によると、フリーター(アルバイト)生活が6ヶ月以内の場合で就活をした場合、男性では約7割・女性では約6割が正社員になっています。
しかし、フリーター(アルバイト)生活が3年を越えた場合、正社員になれた男性は約6割・女性では約4割という数字になっており、明らかにバイト期間が長い=正社員になれた人の数が少ないことが分かります。
残念なことに、フリーターにマイナスのイメージを持っている人は少なくありません。
採用担当者もそれは同じで、「正社員で雇ってもらえない人」「定職につかずにフラフラしている人」などの印象を持たれがちです。
どんな事情があっても、本人が真剣に働いていても、フリーターにつきまとうイメージはまだまだ厳しいものと言えます。
【フリーター生活】バイト生活が長引かないうち、早めの正社員就職がおすすめ
アルバイトとして働き始めると、自由に使える時間が増えたり、責任から解放されたりと一時的に「楽」と思えることもあるでしょう。
ですが、長く続けるべきではありません。先程のデータの通り、バイト生活が長いほどに正社員での就職が難しくなってしまいます。
基本的に企業は採用する時、育成に時間をかけられて、長く活躍してくれる「若者」を求めています。
例えば、二者が同じ能力だったとして、
・アルバイト歴3ヶ月の20歳
・アルバイト歴5年の25歳
が同時に面接に来たとしたら、企業は前者を採用します。
特に女性の場合、20代後半になると企業側も結婚や出産の可能性を視野に入れるので、選考は一層厳しいものとなります。
計画がある人にもない人にも、これは理不尽に思えますが、企業は「長く働いてくれる人」を雇いたいと考えているため、こういった現実に直面することも覚悟しなければなりません。
特に産休・育休制度が整っていない中小企業などでは、結婚や出産を控えている女性の採用を避けたいという本音もあるようです。
このようにアルバイト生活が長引いても、あまりいいことはありません。
もしフリーターになってしまった、長い期間フリーターをしている場合は、この記事をきっかけに正社員就職を考えてみましょう。
アルバイト生活は自由も時間もありますが、雇用が不安定で、仕事内容も単調、そして給与がなかなか上がりにくいという側面もあります。
もう一度、10年後自分がどうなっていたいかを考え、今一度生活を見直してみましょう。
【フリーター生活】まとめ/バイト生活はすぐ辞めて、正社員で働こう!
アルバイトは、継続していくことで給与、モチベーション、スキルアップの面での困難だけでなく、その期間が長くなると今後の就職の選考にも影響してきます。
「無理かもしれない」と諦めずに、まずはできることから始めてみましょう!
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