転職直後の新入社員が覚えておきたいこと【5つの心得】

今回は、入社先で長く活躍するための『心得』を、5つご紹介します。

入社企業が決まった人も、これから転職活動はじめる人にも役立つ内容になっています。

 

★心得その1:明確な目標を立てる

何においても、目標を立てることが己を成長させます。それは仕事に限らず、自分が取り組む全てのことに言えます。

例えば趣味でピアノを始めた人が、ただ毎週なんとなく決まった時間に音楽教室へ通うだけでは、なかなか上達しません。しかし、「この曲を弾けるようになりたい」「発表会に出たい」というような具体的な目標と強い気持ちがあれば、あっという間にうまく弾けるようになるものです。

仕事も同じく、「あの先輩を超えたい」「この業務を極めたい」のように目標を立て、強い気持ちを持って取り組むと、本当にその通りに道が拓けて、大きく成長することができます。

なぜ、目標を立てることが成功に繋がるのでしょうか?

目標を立てることで、計画的に行動できるようになるためです。

目標があれば、そこに到達するまでの道筋を逆算して、毎日の仕事に取り組めます。「なんとなく職場に行き、なんとなく言われたことをやる」だけではいつまでも成長しないどころか、入ってきた後輩にもすぐ追い抜かれてしまいます。一つ一つの仕事を「目標のため」と向き合って取り組めば、その仕事は非常に意味のあるものになるのです。

まずは、先ほどの「あの先輩を超えたい」という漠然としたものでも構いません。それを、「どういう風に先輩を超えたいのか?」「営業成績か?マネジメント力か?」と具体化していきましょう。

目標を具体化し、そのために必要な次の一手を模索していくことで、だんだんと自分がやるべきことがはっきり見えてきます。「では、先輩を超えるために何をすれば良いか?」「入社1年でどのレベルまで到達していたいのか?」「そのために今日できることは何か?」というようにです。

目標と計画によって、日々の仕事の積み重ねがあなたにとって大きな意味のあるものになります。それだけではなく、計画することで今の自分の立ち位置も把握でき、自分の状態をいつも客観的に見ることができるようになります。自分と向き合う機会は、転職活動の自己分析の時だけでなく、こうして実際に働き始めてからも必要なのです。

明確な目標を立てることで、毎日の仕事がその目標への明確な道筋となります。目標が明確なら、「今何をすべきか」がはっきり分かるので、やるべきことに集中でき、行動の一つ一つにも自信が溢れてきます。

目標を立て(計画)、仕事を進め(実行)、振り返り(確認)、不足や失敗を次に活かす(改善)サイクルを『PDCA』と呼びます。

目的がはっきりしている人がうまくいく理由は、もう一つ。自信を持って、目標に向かって突き進む人に対し、人は協力したくなるものです。協力者たちは目標への道を後押ししてくれるので、成功する確率も上がります。

目標を達成する喜び、達成により得られる利益。これらは明確な目標がある人こそが得られるものです。そして、さらなる次の目標を立て、どんどん自分を成長させることができます。

反対に、明確な目標が無いと、成功も失敗も判断できず、自分の立ち位置も曖昧なままです。日々の仕事も味気ないものに感じられ、早期退職のきっかけにもなりかねません。目標がなければ自分の行動に自信が持てず、ミスが増加。そうなると当然、周囲の評価も下がってしまいます。

 

 

★心得その2:「必ずできる」と自分を信じる

「『必ずできる』という意志が、結果に繋がる」ということは科学的に証明されています。

オーストラリアの心理学者、アラン・リチャードソンは『イメージトレーニングには、実際の練習とほぼ同じ効果がある』という研究結果を発表しました。

研究のために行われた実験は以下のような内容です。

3つのグループにバスケットボールのフリースローの練習をさせた。
第一グループには20日間毎日練習をさせた。
第二グループには1日目と20日目だけ練習させた。
第三グループにも1日目と20日目だけ練習させたが
間の期間はイメージの中だけで練習をさせた。
イメージは毎日20分
自分がフリースローをしている場面を頭の中でイメージしてもらった。
イメージの中でフリースローを「失敗」したら、次のスローは、
やはりイメージの中だけでうまくいくように「練習」させた。
その結果フリースローの上達率は
第一グループはフリースローの成功率が24%上がった。
第二グループは全く上達していなかった。
第三グループはフリースローの成功率が23%上がった。

引用:デビューカフェブログ/「イメージトレーニング」には実際の練習とほぼ同じ効果がある

イメージトレーニングを行なったグループは、『成功する自分』を思い描くことで、実際に練習したグループとほぼ同じ結果を出すことができました。

スポーツ選手が試合の前に「必ず勝つ」というイメージトレーニングを欠かさないように、仕事にも「必ずできる」という強い気持ちが必要です。

前項の内容にも繋がりますが、行動に自信がなくなると作業スピードが落ち、ミスが増え、失敗に繋がる確率が大きく上がります。

働く上で、困難にもぶつかるかもしれませんが、「必ずできる」という意志を持ち、成功した自分を思い描いて、取り組んでみてください。

 

 

★心得その3:自発的に行動する

行動が遅くなりがちな人には、概して2つのタイプがあります。

・何かをしようという意欲に欠けている
・行動する前の手順にやたら時間をかけている

何かしようという意欲に欠けているのは、仕事への意識が欠けていることと同じです。「明日やろう」と問題を先送りにしていても、何も変わりません。

また、慎重になるのは良いですが、リスクを恐れすぎて何もできないのは、何もしなかったことと同じ結果でもあります。仕事に言い訳はできませんので、まずは行動するというマインドを持ちましょう。

特に、転職したばかりで仕事を覚えていないうちは、何事も「自分がやります」と名乗りをあげましょう。それがたとえよく理解していない仕事であっても、教えてもらってやってみましょう。

仕事は、自分で手を動かして頭を使って、覚えていくものです。

自発的に行動する意識が薄いと、仕事を覚えるチャンスも逃してしまいます。

 

★心得その4:セルフ・コントロール

思考をコントロールするにあたってもっとも大切なことは、消極的感情を統制することで す。
失敗したときの理由を考えたり、恐れ、嫉妬、怒りなどの感情を抱いてしまうようであれば、
頭で修正を加え、建設的な目的へ導かなければなりません。

感情をコントロールできなければ、行動をコントロールすることもできません。

「カッとなって、八つ当たりしてしまった」などは、まさにその典型例です。感情をコントロールできず、行動までコントロールできなくなってしまう典型的な例ですね。

思考やイメージは、行動に現れてきます。

セルフコントロールができれば、自分のネガティブな気持ちや周囲に流されずに、環境を味方につけ自らの成功へとつなげることができます。先ほどのイメージトレーニングの話にもつながりますが、思い描く内容はポジティブなものであるのが理想です。

もちろん人間ですから、それが難しい時もあります。そういった時は前述の通り、頭の中でネガティブな感情を一つずつ修正していきましょう。

自分の感情を紙に書き出すのは、良い対策の一つです。書き出したネガティブな感情に加筆して、ポジティブな言葉に書き換えることで、視覚的に自分を説得できます。自分の考えを実際に修正できた実感が湧くので、おすすめです。

 

 

★心得その5:苦しい時ほど、楽しもう

私たちは人間ですから、失敗することもあります。何もかもが完璧ということはあり得ません。
しかし、失敗や逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれています。
挑戦の中での失敗を成功につなげるには「なぜ失敗したのか」と理由を突き止め、「こうすればうまくいくだろうか」「うまくいく確率はどのくらいだろうか」と分析をする必要があります。次に失敗せず成功につなげるために、想像力を持たなくてはいけない…つまり、頭を使わなくてはいけないのです。

失敗や挫折するにはそこに必ず何か要因があります。
それを見つけ出し、芽を出させ、豊かに実を結ばせるには、一人一人が積極的に想像力を働かさなければなりません。

頭を使うこと。これも、仕事をする上で非常に大切な部分です。

失敗や挫折は誰にでもありますが、いつまでもつまづいたことに落ち込んでいるだけでは、何も変わりません。そこから学び、次への対策をすることで、人は大きく成長し、その行動を結果につなげることができます。

 

 

★まとめ

覚えておいて欲しい『心得』、いかがでしたか?

色々な内容を書きましたが、『頭を使うこと・自分から動くこと』が5つの心得の主軸になっています。思考と行動は真逆のようですが、実は表裏一体、繋がっているものです。ぜひこのことを念頭に、新しい環境で頑張ってください!

みなさんの転職先でのご活躍を、お祈りしております。

★心得その1:明確な目標を立てる
★心得その2:「必ずできる」と自分を信じる
★心得その3:自発的に行動する
★心得その4:セルフ・コントロール
★心得その5:苦しい時ほど、楽しもう

 

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