書類・面接対策

【書類対策】履歴書の書き方★第二新卒・無職・フリーター向け【アルバイトから正社員へ】

【書類対策】履歴書の書き方★第二新卒・無職・フリーター向け【アルバイトから正社員へ】

アルバイトの履歴書しか書いたことがなく、正社員就職の履歴書の書き方がわからない…。

アルバイトの履歴書と正社員就職の履歴書は、全く異なるものです。

今回は正社員就職に必要な履歴書の書き方をご紹介します。

【アルバイトから正社員へ】履歴書の書き方/基本

フリーター、無職、第二新卒…いろんな方がいるかと思いますが、履歴書を出す方どなたにも共通した「基本的なポイント」があります。

・手書きまたはPCのWord等で作成(印刷する場合はpdf形式)
・間違った場合は新しい紙に書き直す、修正テープ等は使わない
・破れ、汚れ、誤字脱字がないか、写真のサイズ・貼る位置が正しいか確認

上記が履歴書の基本です。

誤字・脱字などミスしてしまった場合、修正テープ等で直さず、新しい用紙に書き直しましょう。

履歴書のような「正式な書類」にはそのような修正は使えません。

また、汚損やミスなどをそのままに提出してしまうと、「いい加減な仕事をする人」「細かいことに気付けない人」というイメージがついてしまいます。

写真の貼り方も同様です。

曲がった角度に貼ってしまわないよう、注意しながら貼り付けましょう。

・記入年月日…西暦・元号、書類を通して統一されていればどちらでも構いません。
・氏名…大きくはっきりと書きます。印鑑(インク式簡易印鑑不可)を押します。
・住所…番地・建物名も記入。
・電話番号…連絡がつきやすい番号を記入。
・メールアドレス…フリーアドレス(Gmailなど)でも良いので一つ転職活動用に作ると便利でしょう。

これで基本情報が書き終わり、次は職歴や個人のより深い情報を記入していきます。

では、アルバイト、無職、第二新卒、それぞれどのようにすれば良いでしょうか。

【職歴と志望動機】アルバイト・フリーターの方

*職歴の書き方*

・1行目の中央に「学歴」と記載し書き始める
・中学校までは「卒業」で良いが、高等学校以降は「入学」「卒業」も書く。
・職歴は学歴の終わりから1行開け中央に「職歴」と記載、その下から書き始める
・アルバイトでの勤務は社名の横に「アルバイト入社」と記載
・最後に右端に「以上」と書く

図にならって書き進めていただければ大丈夫です。数社経験がある場合は、1社目の下に追加していきます。入社・退職どちらも書くのを忘れないようにしてください。

*志望動機の書き方*

志望動機は、アルバイトの経験やそこで得たスキルと絡めて、具体的に書きましょう。

・企業が求める人材であること
・成長意欲があること
・正社員として働く覚悟や強い意志があること
・競合他社ではなく、なぜこの企業を志望したかということ

これらが盛り込まれていると、採用担当者にもはっきりと動機が伝わります。例を見てみましょう。


志望企業が求める人材像は、あらかじめ条件を見ておきましょう。それによって強調するスキルや性格を調整していきます。例えば、「コミュニケーション能力のある人」を求めていればそれに沿ったエピソードを、「責任感のある人」を求めているならそれに沿ったエピソードを…という具合に、いくつもある経験の中から、強調するものを選定していきます。

現在(直近)のアルバイトの経験の詳細は職務経歴書で書いていれば、履歴書の限られた枠の中で詳しく書く必要はありません。むしろそれを書くことで志望動機の欄がごちゃついてはマイナスになってしまいます。

逆に、記載しない方が良い志望動機もあります。

・正社員は、バイトよりも安定していると思うから。
・将来が気になりだしたから。
・正社員の方が響きがいいから。
・正社員の方が給料がいいから。etc…

こういった気持ちもないわけではないかもしれませんが、履歴書に記載する志望動機としてはふさわしくありません。

【職歴と志望動機】第二新卒の方

*職歴の書き方*

以下のようにまとめます。大学を出ている場合、学部や学科もきちんと記入しましょう。

・1行目の中央に「学歴」と記載し書き始める
・中学校までは「卒業」で良いが、高等学校以降は「入学」「卒業」も書く。
・職歴は学歴の終わりから1行開け中央に「職歴」と記載、その下から書き始める
・最後に右端に「以上」と書く

心配なのは短い職歴を見た採用担当者に「すぐに辞めそう」「忍耐力がなさそう」という印象を持たれないかどうかですが、その部分は志望動機で補います。

*志望動機の書き方*

志望動機は、前職の経験やそこで得たスキルと絡めて、具体的に書きましょう。

・企業が求める人材であること
・成長意欲があること
・正社員として働く覚悟や強い意志があること
・競合他社ではなく、なぜこの企業を志望したかということ

この部分は、アルバイトの方と共通しています。

第二新卒の方は、特に「長く働く覚悟があること」を強調した文章にすると良いでしょう。

では、一つ例を見てみます。

上記の志望動機では、

・退職(しようとしている)理由:「自分の成長の限界」
・志望動機:「良いと思っている商品を、自分の提案で広めたい」「貢献・成長したい」

としています。

このように書けると、ポジティブなイメージが付きやすくなります。

これは例ですので、実際に書くときは自身のエピソードと絡めてみてください。

また、志望動機に書くと印象が良くないものもあります。

・志望企業の方が条件が良かった
・人間関係などの理由で環境をリセットしたかった etc…

このようなことは、志望の理由の一つになっていたとしても履歴書には書かないでおきましょう。

特に人間関係に言及することは、「他の社員とうまくやれるのか」と思われるポイントになるので、触れないでおくのが良いです。

【職歴と志望動機】既卒・無職の方

・アルバイトも職歴とする
・アルバイト経験もない場合は自己PR書を作る
・何をどう頑張ってきて、それを入社後どう活かせるかを書く

この3つが大切なポイントです。

ブランクがある場合も多い既卒や無職の方は、履歴書をどのように書き進めていけば良いのでしょうか。

*ブランクがある場合の書き方*

一度も就職したことない場合も、離職ののちにブランクが生じてしまった場合も含みます。

ブランクがあるからといって、履歴書を空欄にしてしまうのはNGです。

その期間に何があったのかが伝わらないどころか、「何か書けない理由があるのか?」と採用担当者の憶測を招いてしまうからです。

では、どのようにブランクを履歴書に記載すれば良いのでしょうか。

以下は、ブランクの理由によくあるものです。

①体調不良
②どこにも受からなかった
③働く必要を感じなかった
④介護・育児など
⑤家業の手伝い

では、これらの理由と合わせてどのように履歴書に記載するのが良いかを説明していきます。

①体調不良

…「XX年XX月〜XX年XX月 病気療養のため離職 現在は就業に問題なし」

と記載します。

採用担当者が気にかけるのは、現在の就業に響くものなのかそうでないのかという部分です。

そのため、現在の就業に問題がないことも書き添えます。

数年単位など長い期間休職していた場合は「一身上の都合で離職」と記載し、面接で直接説明した方が良いかもしれません。

②③どこにも受からなかった・働く必要を感じなかった

…「XX年XX月〜XX年XX月 就職(転職)活動期間」

働こうとしていたという、意欲の部分を経歴として書きます。

④介護・育児など

…「XX年XX月〜XX年XX月 介護(育児)のため離職」

これらの理由はそのまま記載します。

代われる人はいなかったのかなどは聞かれる可能性があるので、答えられるようにしておきます。

⑤家業の手伝い

…「XX年XX月 ●●(▼▼:家業) 就業」 ※●●…店舗・会社名/▼▼…業種

家業であっても働いていることには変わりないので、このように記載します。

ただ手伝っていただけではなく、どのように努力して業績を拡大したか(しようとしたか)などのエピソードも用意できれば良いです。

*志望動機の書き方*

やはり以下の4点が重要になってきます。

・企業が求める人材であること
・成長意欲があること
・正社員として働く覚悟や強い意志があること
・競合他社ではなく、なぜこの企業を志望したかということ

では、理由別に志望動機の例を見てみます。

①体調不良

②③どこにも受からなかった・働く必要を感じなかった

④介護・育児など

⑤家業の手伝い

【履歴書の書き方】転職エージェントにも相談しよう!

以上、色々なパターンの履歴書の書き方をご紹介しました。

そして、志望動機は前向きなものを書きましょう。

空白期間についての愚痴のようなものは避け、あくまで次のステップに向けての前向きな期間であったことを述べるようにしてください。

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