様々な働き方

【様々な働き方】転職後の悩みTOP3とは?入社してから悩まないためには?

【様々な働き方】転職後の悩みTOP3とは?入社してから悩まないためには?

入社にあたり、不安なことはありませんか?

そして、転職を経験した人が入社後にぶつかりやすい悩みとは何か、ご存知ですか?

「転職後(入社後)の悩み」として多いものは、以下の通りです。

第1位:人間関係の難しさ
第2位:「ミス」「失敗」への恐怖
第3位:想像と違った

今回は、転職後の悩みについてフォーカスしていきます。

★【転職後の悩み①人間関係】

人間関係はどこにでもある

まず、大前提として、誰とも接さずに生きていくということは至難の業です。

生きていく上で人は、職場、友人、家族という形で大小様々あれど、何らかのコミュニティにほぼ必ず所属します。

その中でも、家族や友人は「心」の繋がりが大きなウェイトを占めるため、自分のことを理解してくれる人同士で形成されるコミュニティの色合いが強いですが、職場は違います。

職場は「同じ目標(企業の成長、事業の発展など)」での繋がりがベースになっているため、性格や思考やバックグラウンドが様々な人が集まるのが特徴です。

意識したいのは、「職場での人間関係に馴染めない」という考えを捨てること。

「馴染めない」のではなく、「話しかけてもらえるのを待っている」「馴染めなそうなので、自分から距離を置いて傍観している」ということはありませんか?

何事も受け身になってしまっては、始まりません。

人間関係でも仕事でも、まずは自分が動くことが大切です。

自分から話しかけたり、そのために話題を用意してみるなどして、社内の人間関係に意識を向けてみます。

昼休みや休憩のタイミングでは、ぜひ自ら周囲とコミュニケーションをとってみましょう。

他にも、業務中にできることとして「自分から手を挙げて仕事を引き受ける」のも良いです。

たとえそれが雑務だったとしても選り好みせず、やってみることをおすすめします。

そうすることで、あなたの積極的で明るい姿勢が徐々に周囲から評価されていきます。

評価されたい・良く思われたいと欲張りすぎず、素直な心で取り組むことが、周囲の人が心を開いてくれる秘訣です。

周囲とうまく連携を取れれば、徐々にあなたへの信頼感が増していきます。

意図せずとも、「人のため、会社のため」が、やがて「自分のため」になるのです。

分からないことは自分から聞いてみよう

入社後の人間関係は色々と悩みがつきませんが、もう一つ悩ましいのが「仕事の進め方・やり方が分からない」というそもそもの問題。

それもそのはず、入社したばかりであれば当たり前です。

分からないことが山積みというのが普通ですね。

自分から動く姿勢は、仕事で不明点が出てきたときにも重要です。

分からないことをそのままにしてしまうと、仕事を憶測で進めることになり不確実な仕上がりになるばかりではなく、不安も伴うのでスピードが落ち非効率になります。

何よりそれが誤りだった場合、そのまま仕事を進めてしまうとあなたのミスになるのはもちろん、周囲にも迷惑をかけますし、場合によっては会社に損害を与える大きな問題になることもあります。

自分から質問する姿勢は、とても大切です。

もし「困っている雰囲気を察してほしい」という気持ちがあるのなら、それは人間関係において考え直さなくてはいけない部分とも言えます。

困っていることを明確に相手に理解してもらうためにはポイントがあります。

①どのような内容でどのように困っているか
②自分には何ができて何ができないのか
③現時点でどこまで(何%)完了しているか
④どのように何を助けて(教えて)ほしいのか

これらを順序立てて簡潔に伝えることで、相手も現状把握が容易になります。

ただ「わからないんです」とアピールするのではなく、具体的に問題点を尋ねてみましょう。

そして人に何か尋ねるときは、必ずこのように話しかけます。

「恐れ入ります、今少しよろしいですか?」

このようにワンクッションを置くことで、相手も心の準備ができます。

反対に「あのーすみません、この件なんですが…」と唐突に話しかけ、かつ一方的に喋ると、相手も驚いてしまいます。

「空気を読んでくれない人」「ビジネスマナーがない人」とも取られてしまうので、必ず時間があるかをお伺いしてから、質問をしましょう。

こうしたちょっとした気遣いも、人間関係の潤滑油になります。

★【転職後の悩み②「ミス」「失敗」への恐怖】

ミスは誰だって避けたい

まずはじめに、ミスや失敗は誰でも「できればしたくないもの」であるという認識を持っておきましょう。

新入社員の皆さんはもちろんミスをしたくないと思いますが、あなたの先輩も上司もその気持ちは同じです。

もっと視野を広げた話をすると、会社全体・社会全体がミスを防止するという意識で仕事に取り組んでいます。

ミスを予防しようという意識はとても良いことです。

しかしミスを過剰に恐れることで、何もできなくなってしまったり、自信がなくうつむきがちになってしまう・自己肯定感がなくなってしまうという事態に陥ることもあります。

ミスへの行き過ぎた恐怖心は、仕事に悪い影響を及ぼします。

「ミスしたくない」という後ろ向きな気持ちに縛られて行動するのではなく、「ミスを防ごう」という、前向きな意識を持つようにしましょう。

では、ミスを防ぐために何ができるのか?

具体的な対策を見て行きましょう。

ミスを防ぐためにできること5

ミスを防ぐポイントは5つあります。

①メモをとり、内容を確認する
②やるべきことをリスト化する
③あいまいな部分は必ず確認を取る
④見直すことを習慣にする
⑤休み上手になる

①メモを取り、内容を確認する

記録することは、仕事の基本でもあります。

頭で覚えようとしても、人は必ずどこかで取りこぼしてしまうものです。

そんな時にメモがあれば、記録して後から何度も見直せます。

手を動かして書くことで更に記憶に定着するので、仕事の進め方など基礎中の基礎は紙に書いて覚えるのが良いです。

パソコンに向かっている人であれば、メモ機能を使ってみましょう。

とにかく、記録することが仕事の基本です。

②やるべきことをリスト化する

①に近い内容、というか応用のようなものです。

メモを取って覚えたことも、順序立てて行動できなければうまく活かすことができません。

そういう時に、やるべきことを紙でもPCでも良いので文字に起こしてリスト化することで、計画的に仕事を進められます。

年間の目標を月単位で分割し、そのためには今週何をすればいいか、今日何をすればいいかと逆算していきましょう。

仕事は、スポーツにも通じるところがあります。

この成績をあげるにはどの試合でどれだけ勝てばいいのか、更に勝つためには日々どんなトレーニングをすればいいのか…。

日々のやるべきことはビジネスシーンでしばしば『タスク』と呼ばれます。

このタスク管理には前述のようなメモ書きも良いのですが、PCやスマホのカレンダー機能を使うと、便利です。

大抵のPC・スマホのカレンダー機能は、URLや住所・詳細メモを入力できたりと細かくスケジュール管理ができるようになっています。

ぜひこういった機能を使いこなしてみましょう。

③あいまいな部分は必ず確認を取る

怒られるかもしれないという恐怖がミスをする恐怖に優ってしまうと、あえて確認をしないという人も出てきます。

「質問をしたら、聞いていなかったの?と怒られそう。」

そう考えると、ふとわいた疑問も、質問するのをためらってしまいますね。

しかし、よく考えてみましょう。

いっとき注意されるか、後で大きなミスになるか…どちらが大ごとになるかを考えたら、当然後者です。

曖昧なことを曖昧なまま進めると、正確さもスピードも落ちます。

不明点を防止するための①・②ですが、抜け漏れやまだ教わっていないことを頼まれる可能性もあります。

どんな時でも不明点はきちんと質問し、早めに解決しましょう。

先輩や上司は、あなたの分からないことを表情や様子から読み取ってくれるとは限りません。

必ず自分から言葉にして、確認を行いましょう。

④見直すことを習慣にする

①・②で作ったメモやカレンダーなどは、書きっぱなし・作りっぱなしにせずしっかり見直すことで振り返りや進捗確認に使いましょう。

「PDCA」という言葉があります。

これはビジネス用語でP=Plan(計画)、D=Do(実行)、C=Check(確認)、A=Action(改善)の頭文字を取って仕事のサイクル(一連の流れ)を表した言葉です。

全ての仕事はこのサイクルの上に成り立っているという説もあるくらい、ビジネスシーンでは浸透した考え方です。

このポピュラーな考え方「PDCA」の中にも「C=確認」が含まれます。

仕事は、振り返りをすることで自分や会社の成長に繋げていくことができます。

むしろ確認をしなければ、いつまでも同じミスや似たような失敗を繰り返す原因にもなります。

しっかり「確認」「見直し」の習慣をつけて、「改善」に繋げていくようにしましょう。

⑤休み上手になる

例えば、スマートフォンも休ませながら使うと充電が長持ちするように、人間も適度な休憩やリフレッシュをすることで、集中力が持続します。

少し集中力が落ちてきたと思ったら、少し伸びをしてみるだけでもその後の能率が上がります。

またランチ休憩などもうまく使いましょう。

オフィスの外に出て外の空気を感じてみたり、同僚と楽しく話すなどで気分の切り替えができ、「この後も頑張ろう」と前向きになれます。

入社直後は緊張であまり余裕がないかもしれませんが、ぜひこちらも試してみてください。

自分のミスをリスト化・原因究明して再発防止

人間に絶対という言葉はあり得ないので、ミス発生の確率は下げられても、どうしても起こってしまうミスというものはあります。

これだけ気をつけていても、起こるときは起こるものです。

そんな時は慌てず・落ち込まず、まずはミスの対処をし、「次は絶対にしない」と気持ちを切り替えましょう。

ミスをしてしまったら、後から「やってしまったミス」を書き出し、リスト化していきます。

ここでも単純にリスト化するだけでなく、「なぜミスをしたか」と「防止のための対策案」をしっかり考えてみましょう。

自分のミスがデータベース化できれば、傾向も見えてくるのでより対策がしやすくなります。

部分的な解決だけではなく、自分という人間が一体どんな作業や状況に弱いのかという全体像が可視化されます。

これは、先ほどのPDCAに繋がる部分でもあります。

ミスに対する不安な気持ちは多くの人が抱えている部分です。

しかし、このように対策と振り返りをすることで、その発生の確率を大きく低下させることができます。

万が一の時も「してしまった」ことより「今このミスに対して何ができるか」「これから同じミスを防ぐためには何ができるか」に目を向け、自分の成長に繋げていきましょう。

★【転職後の悩み③想像と違った】「100%自分の思い通り」はありえない

「思っていたように仕事ができない」

「自分の好きなやり方で仕事ができない」

と、入社前に想像していた環境と相違があることに不満を持つこともあるかもしれません。

入社時に提示されていた条件と違うなら申告や相談が必要です。

しかし、それがあなたの想像であれば、単なるわがままとも言えます。

まず第一に、100%自分の思い通りになるということは、仕事においても普段の生活においてもなかなかありません。

そのことを十分に理解する必要があります。

「思い通りに行かない」ことを、うまく自分の中で折り合いをつけるという心がけも大切です。

では、実際に「想像と違う」という状況になってしまった時、どのように対応すれば良いのでしょうか。

心機一転、新しい職場のルール・情報をインプットしよう

どのように対応すれば良いのかを、一緒に考えてみましょう。

あなたは、前職でエンジニアとして活躍していたとします。

仕事の精度も高く、知識も豊富でスピードもあり信頼されていました。そのスキルを買われて新しい職場に転職しましたが、転職初日に先輩から「この方法でやってみて」と指示された内容は、自分がやってきた仕事の進め方とは少し違うものでした。

自分のやり方の方が早い、正確に違いない。

知識もあるだけに、あなたには自信があります。

さて、あなたは、どうしますか?

先輩の指示通り進めるか、自分のやり方を貫くか。

このように、もし「認識と違う」仕事の進め方を教えられても、まずは「新しいやり方を取り入れよう」と前向きに考えてみてください。

「郷に入れば郷に従え」という古い言葉がありますが、これは「その場所によってルールがあるので、臨機応変に対応しましょう」という意味です。

仕事はまさにこの通りで、その会社ごとの進め方がありますので、食わず嫌いせずに一旦はそのやり方で進めてみましょう。

もしかしたらあなたの仕事の進め方は、転職先では非効率だったり、ミスの確率が上がるとされている方法かもしれません。

そして、「前職のやり方の方がよかった…」と思うことがあっても、いきなり「前職はこうでしたよ」と前職の話を持ち出すとあまりいい印象にはなりません。

まずは新しい会社のやり方を試しつつ、どうしてもやりにくさを感じたら、自身が感じる課題・他の人が感じている課題はないかなどを把握し、それを改善するために違うやり方を提案する…など、新しい会社のルールを受け入れながら改善していくようにしましょう。

「前はこうだったんですけど」と文句をいうのではなく、あくまで「良くなると思うので、これを試してもいいですか」という提案のスタンスで行くのが摩擦を生みません。

提案であればみんな耳を傾けてくれますし、業務改善に貢献したということであなたの評価に繋がるかもしれません。

同じことを伝えるにも、伝え方によって相手の受け取り方は大きく異なります。

こういった細かなことも、コミュニケーションにおけるポイントの一つです。

先程の「人間関係」にも関わってくる部分なので、十分に配慮しましょう。

転職して職場が変われば、仕事内容だけでなく、社内のルール・仕事のやり方なども変わります。

人に聞いたり、マニュアルを読んだりして新しい会社のルールや業務内容を覚えていきましょう。

待遇が聞いていた内容と違う…どうすればいい?

では、待遇面が「聞いていた内容と違う」場合はどうすれば良いでしょうか。

これは「想像」ではなく「実際に提示された条件」であるため、まずは確認です。

面接で事前に聞いていた話と明らかに給与や雇用形態が違う場合は、上司に確認しましょう。

ボーナスがあると聞いていたのに、ない。

正社員として採用と言われていたのに、地域限定社員だった。

このような待遇面の明らかな違いは、あなたの今後の仕事やお給料にも関わります。

先方の伝え忘れや、逆に面接で聞き漏らしがあったなどの場合も意外とあるものです。

どちらかの勘違いだったにしても不安が解消され、問題が解決したら、安心して働けますよね。

この場合もいきなり「話が違うんですけど」と切り出すのは相手に失礼になりますので、必ず「1点、確認しても良いでしょうか」「▲▲は●●と認識しており、認識に相違がないか確認したくご相談しました」と伝えるようにしましょう。

どんな時も、自分が正しいと信じて疑わないのではなく、自分の聞き漏らしや勘違いはなかったか?

自分に不足していることはないか?と、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。

この場合、転職エージェントを経由しての入社であれば、まずはエージェントに確認します。

★悩むのは、張り切っている証拠!

入社はワクワクする気持ちも大きいですが、同時に不安も伴うイベントでもあります。

しかし、それはあなたが「うまくやろう」と意気込んでいる証拠。

ポイントを抑えて、新しい職場での毎日を良いものにしていきましょう。

それでも不安…という人は、下記のデータを見てみてください。

入社前に不安を抱えている人は約8割というデータが出ています。

株式会社ラーニングエージェンシー調べ:引用:株式会社ラーニングエージェンシー

悩んでいるのはみんな同じ。

それでも解決できる人が大多数なので、「入社早々壁に当たってしまった…」とくじけることなく、「みんな悩んで、仕事に慣れていくんだ」と考えて、前向きにその期間を楽しみましょう!

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