【転職】未経験からエンジニアへ転職(就職)する方法
エンジニアがいまトレンド職種だということご存知でしょうか。最近よく耳にする「エンジニア」、一体どういう職種なのでしょうか?未経験からエンジニアに転職(就職)するというケースも多くあります。
今回は記事では「エンジニアとは何か」「未経験からエンジニアになるには」についてご紹介しています。
★「技術者」とも呼ばれているエンジニア 注目したいIT業界
エンジニアとは、「工学(エンジニアリング)に関する知識やスキルを持った人」のことで、日本語では「技術者」とも呼ばれます。様々なエンジニアがおり、工業製品や車などに携わる機械エンジニアもいますが、最近は「エンジニア」といえばIT業界で活躍する「ITエンジニア」を指すことがほとんどです。
★未経験からエンジニアが活躍している背景
ここ最近、業界・職種未経験者で若手のエンジニアが急増しています。それは一体なぜなのでしょうか?
まず大前提として、日々成長と進化を遂げるIT社会の中で、エンジニアが不足しているところに理由があります。例えばスマホ一つにしても、ストアには膨大な種類のアプリがありませんか?それを提案・開発・確認しているのはもちろんエンジニア。他にもキャッシュレスのシステムやWebサービスの数々…私たちの生活は、ITに支えられている場面が多くありますね。多様化するニーズに応えるためには、作り手(エンジニア)を増やさなくてはならないのです。つまり、供給(作り手=エンジニア)が需要(市場)に追いついていないため、人手不足の状態が続いているのです。
ここまで書けばもう、ピンとくる方も多いかと思います。採用する側には
・未経験者でもいいから人手が欲しい
・欲を言えば若くて覚えが早く、伸びしろがある人が欲しい
という気持ちがあります。そのため、エンジニアは若手で未経験でも採用されやすい職種となっています。採用する段階ではポテンシャルや人柄を重視し、必要な知識は入社してからつけてもらおうという考えです。
特に最近の転職市場では、未経験からエンジニアに転職(就職)することがトレンドとも言えるほど活発な動きを見せており、インフラエンジニアが人気です。
★未経験からエンジニアで就職する鍵は面接にあり
未経験からエンジニアを目指す方法としては、まずは未経験可の求人に応募すること。しかし、人手不足だからといって甘く見ていては採用には至りません。面接の受け答えに鍵があります。
「なぜエンジニアになろうと思ったのですか?」
「エンジニアになったらどんな仕事をしてみたいですか?」
こういった質問は未経験からエンジニアを目指す人の面接で、必ずされると考えておいた方が良いでしょう。自分の中で理由を探しておくことが大切です。
「(エンジニアになろうと思ったのは)人と関わらず黙々と作業できると思ったから」
「(エンジニアになったらどんな仕事がしたいか)まだ考えていません」
このような回答では、いくら未経験とはいえエンジニアという職種に対して勉強が足りない印象を与えてしまいます。もちろんこれはエンジニアに限らず他の職種にも言えることです。必ず業界・職種の研究を深めてから応募するようにしましょう。可能であれば自分でなんらかの言語を学んだりしておくと良いでしょう。
当社でも面接のご相談や、エンジニアの求人紹介を行なっております。ぜひご相談ください!
さて、エンジニアという仕事がどのようなものか・なぜ若手未経験が多く採用されているのか・エンジニアに転職(就職する)方法については把握していただけたかと思いますが、先ほどの「インフラエンジニア」というのは一体、どんなエンジニアなのでしょうか。ITエンジニアも、さらに細分化された種類があるということなのでしょうか?次の項で見ていきましょう。
★エンジニアの種類
エンジニアにも色々な種類がありますが、最近人気のITエンジニアは、業務の内容によってさらにそこから細かく分けられています。
システムエンジニア
コンピューターシステムの開発において、提案から設計・開発・テストまでの一連の流れに携わるエンジニア。様々な人と関わるので、コミュニケーションスキルも求められます。
プログラマー
システムエンジニアが設計した設計書通りにプログラミングを行うエンジニア。エラーの指摘など重要な役割を任されていますので、細かい部分へ神経を行き渡らせる必要があります。プログラミングを行うだけのプログラマーは「コーダー」とも呼ばれます。
インフラエンジニア
インフラ(基盤、下部構造)の名前が指し示す通り、サーバー構築・ネットワーク管理・クライアント端末の設定など(これらをITインフラと呼ぶ)を担当するのがインフラエンジニアです。監視や、エラー発生時の復旧作業もインフラエンジニアの仕事の一つ。CCNA、LPIC、ORACLE MASTERなどがインフラエンジニアに関する資格です。また、インフラエンジニアの中でも特にネットワーク管理に特化したエンジニアを「ネットワークエンジニア」と呼びます。ネットワークシステムの設計や構築、運用・保守に関わるエンジニアです。
セールスエンジニア
専門知識を活かし営業を行うエンジニアをセールスエンジニアと呼びます。クライアントに対し、専門的な内容をいかに噛み砕いて伝えることができるかのスキルが問われます。特段資格は必要ありませんが、システムエンジニア・プログラミングに関わる資格を取得しておくとクライアントからの信頼もより一層厚いものとなるでしょう。
Webエンジニア(未経験可★☆☆)
Webサイトやアプリケーション、Webに関する設計や開発、運用と保守を担当するエンジニア。
サーバーエンジニア
サーバーに関する設計や開発、運用と保守を担当するエンジニア。
フロントエンドエンジニア
HTML、CSSなどを用いユーザーが実際に触れる部分(フロントエンド)の開発をするエンジニア。
マークアップエンジニア
主にHTMLを用い、ユーザー視点でマークアップ(テキストにタグを埋め込む作業)を行うエンジニア。フロントエンドエンジニアとよく似ていますが、マークアップエンジニアはHTMLに特化しています。
データベースエンジニア
データベースに関する設計や開発、運用と保守を担当するエンジニア。
制御・組み込みエンジニア
PCやスマートフォンだけではなく、家電や産業用機器に組み込むソフトウェアの開発などを行うエンジニア。
(参考:Internet academy)
★エンジニアに就職した後の年収イメージ
エンジニアの年収は、性別や年齢ごとに異なりますが、システムエンジニア・プログラマーで、平均428万円と言われています。この内訳は
性別⇨男性:440万円、女性:387万円
年代別⇨20代:367万円、30代:486万円、40代:549万円、50代~:598万円
となっています。(参考:doda 平均年収ランキング)
男女で若干の開きがあることが少し気になる部分でしょうか。エンジニアは一般的に、大手企業に所属しているほど年収は高い・上がりやすいとも言われています。中小企業の場合は「下請けの下請け」になるなど、間にいくつもの企業を挟む場合もあるためです。また、エンジニアは独立してフリーランスになる人も多い職種です。独立を視野に入れている人にも、良い職種かもしれません。
★まとめ
このように、エンジニアは今、
・未経験でもOKと応募の間口が広い
・専門性やスキルを高めることができる
・年収も(会社規模によるが)悪くない
として、若者に人気の職種の一つとなっています。しかしエンジニアは、「ただ黙々と作業するだけ」の仕事ではなく、自分の考えを伝えるためにロジカルスピーキングや提案力、コミュニケーションスキルも必要になってきます。一人で作業するイメージが強い職種ですが、そればかりではないということも頭に入れておくと良いかもしれません。また、一度仕事を覚えたらこなせるわけではなく、常に新しい知識が必要な、勉強が欠かせない職種です。様々な視点から考えて興味が出てきたら、早速エンジニアの求人を探してみましょう!弊社にもぜひご相談ください。