【面接】転職(就職)活動の時事問題対策
面接で聞かれることが多い質問の内容に、時事的な話題があります。みなさんは、普段からニュースを見ていますか?そうでなければ、今からでも時事的な情報収集をしておきましょう。転職(就職)活動では意外にも、この時事問題への理解と意見が重要なのです。
★時事問題はなぜ転職(就職)で大切なのか
時事問題について面接で質問される時、大抵はこう聞かれます。
「最近気になったニュースは何ですか?」
「それに対してどう考えていますか?」
時事問題を正しく理解し、自分の意見を持てているかを見られているのです。これは言い換えると
・情報を正しく捉える能力がある
・それに対して自分の意見をきちんと持っている
・社会人にふさわしい一般的な教養がある
という部分を見られていることになるです。反対に言えば、時事問題についての見解を持っていないと
・情報収集能力(意欲)が低い
・自分の意見を持っていない
・一般的な教養がない
という印象に繋がります。ニュースや新聞をチェックすれば比較的対策可能な質問なので、普段から社会情勢についてチェックする習慣をつけましょう。
★何を使えば情報収集ができる?
- テレビのニュースを見る
- 新聞を読む
- ニュースサイトをチェックする
- Webメディアを購読する
- Googleアラートなど利用する
色々な方法がありますが、情報を収集するときは意見の偏りがないようにしましょう。何かについて激しく否定しているなどの記事ではなく、事実をそのまま報道している記事に目を通してください。また、ニュースサイトのコメント欄があるものには事実に反した書き込みや、コメント投稿者間での口論が展開されていることもあります。また、伝達のスピードでいうとSNSは群を抜いていますが、メディアのように校正やチェックが入るものではないので簡単に発言できてしまい、不確かな情報やデマも多く見られます。必要な情報・そうでないものの取捨選択はしっかり行いましょう。
★ニュースを見ることのメリット
ニュースに目を通すことは面接対策になるだけでなく、実際に私たちの生活にも以下のように役立ちます。
- 国内外問わず、政治、経済など幅広く世界の情勢を知ることができる。
- あらゆる分野のトレンドを把握することができる。
- 知ったことを元に、選挙で自身の考えに沿った有効な投票ができる。
- 犯罪の手口などを知っておくことで、未然に予防することができる。
- 法律が実際に適用されている例を知ることができる。
こうして見ると、どれも生活に直結してくるものばかりだと思いませんか?日頃からニュースを見る習慣をつけておくことは大切なことなのです。
★時事問題に自分の意見を持つことも大切
繰り返しになりますが、面接では時事問題に対する自分の意見を問われることがあります。答えに正解はありませんが、あなたが時事問題を理解しているか・それに対する意見を持っているかが問われます。その意見がきちんとあなたの(職務経歴書や面接の中での受け答えの)人物像にマッチしたものであるかどうか…つまり、あなた自身の考えか、あなた自身の言葉で話せているかも大切です。話そうとしている内容は、どこかで見た、誰かの意見ではありませんか?より深く突っ込まれることも想定し、時事問題はきちんとそのニュースの全容を把握する必要があります。わからないことは調べるなどして世の中の動きを追っていきましょう。そうすれば面接でのスムーズな回答はもちろん、だんだんとニュースが自分の生活に身近なものだと感じられるようになってきます。
★まとめ
時事問題の情報を収集することは、面接の対策のみならず自分の視野・世界を広げることです。普段から必ず、こまめにチェックしておきましょう。毎朝や毎晩、通勤の途中や昼休みなど、時間を決めて情報収集をする習慣があると良いですね。隙間時間はついぼんやりしてしまうという方も、5分だけでも時事問題の情報収集に使ってみませんか?きっと世の中の見え方が変わってきます。