アルバイトと正社員はここが違う!
アルバイトと正社員。同じ労働者であることに変わりはないですが、様々な違いがあります。正社員で働くことのメリットを中心に、紹介していきたいと思います。
【正社員とアルバイトの違い】その1:収入
正社員とアルバイト。
最初は同じくらいの金額からスタートしても、正社員のお給料はどんどん上がっていきます。
しかしアルバイトは時給がいいバイト先へ移るなどしない限り、生涯を通してほとんど収入が増えることはありません。
現在20歳、仮に60歳まで働くとして生涯賃金で考えると(数字は例です。業界によって異なります)
正社員:月収30万×12ヶ月×40年=1億4400万円(昇給・ボーナス考慮せず)
アルバイト:月収20万円×12ヶ月×40年=9600万円
すでにこの時点で二者間には大きな開きがあります。
正社員は昇給・ボーナス、場合によっては退職金もありますので、実際はさらに大きな額が支給されるでしょう。
正社員で働くことは安定した生活はもちろん、結婚・マイホーム・老後のことなどライフプランも立てやすくなります。
【正社員とアルバイトの違い】その2:成長機会の多さ
正社員は会社を構成する重要な存在。
そのため、責任が重い仕事を任せられるものです。
大変なことではありますが、こなしていくうちに対応能力やスキルが磨かれていくでしょう。
資格取得に金銭的な支援をしてくれる会社もありますので、スキルアップの勉強もしやすいものです。
しかしアルバイトは「代わりがきく仕事」しかさせてもらえない傾向にあります。
個人の資格取得にお金を出してくれるバイト先は、あったとしてもごく少数です。
仕事そのものにやりがいを感じず次々とバイト先を変えてしまったり、「楽だからこのままでいい」と思うようでは要注意。
じきに働くことへの意欲自体が薄れていく可能性があります。
【正社員とアルバイトの違い】その3:キャリアアップの機会
正社員はどんどん出世して上のポストへ行くことができます。
転職するとしても、自分のキャリアを高く売って「キャリアアップ」して行くことができます。
しかしアルバイトはどうでしょうか。そのバイト先が何十年も同じように雇ってくれるとは限りません。
実際に、「30歳を超えた頃から、どんどん若いアルバイト社員が出てきて焦り出した」と言う年長フリーターの声もあります。
アルバイトで雇うなら、覚えが早くて安く使える若者が良いと多くの企業は考えているのです。
「この働き方を、いつまでも続けられるかどうか」を考えてみるのが良いでしょう。
【正社員とアルバイトの違い】その4:社会的信用の有無
昔の友達はどんどん出世・結婚などしていき、アルバイトの自分とは話が合わない・気まずさから関係がフェードアウト…また、パートナーが欲しい・結婚したいという気持ちの一方で、自信が持てずに交際(結婚)に踏み切れないという話もあります。
特に結婚は相手方の親が許さないなど、シビアな現実に直面する場合もあります。
こうした個人的な付き合いだけでなく、クレジットカードの作成・ローンなどの審査にも通りにくいのがアルバイトという立場。
一言で言うと「社会的信用が薄い」と言わざるを得ない状態です。
こうしたことが続くと「どうせ自分は…」と自分に自信を無くしてしまうケースもあります。
アルバイトでいることになんとなく居辛さや後ろめたさ、不安を感じている人は、正社員で就職することで解決できるかもしれません。
社会的信用も得られ、人との交流も気兼ねなくできるようになるでしょう。
まとめ
正社員とアルバイトの間には、多くの違いが存在します。
もちろん、正社員は時にストレスに晒されることもありますし、自分の時間がないということもあるでしょう。
しかし長い目で見ると、総合的に見て安定した生活を送れる可能性が高いのは正社員の方なのです。
働き方は、自由に選択する自由がありますが「このままじゃいけない」と考えている人は一歩踏み出してみましょう。
考えたくないと現実から目をそらすと、年齢とともにどんどんこじらせてしまいます。若いうちはまだポテンシャルを見込んでの採用も十分にありますので、ぜひ情報収集から始めてみてください。
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