【様々な働き方】防災に関わる仕事とは?災害に関する仕事はどんなものがある?
新型コロナウイルス感染症の影響もおさまらないまま、ここ最近の日本は、特に多くの災害に見舞われています。
水害や地震など、常に自然の脅威にさらされている私たちの暮らし。
こんな時に注目されるのは、災害・防災に関わる仕事です。
昨今の状況から「人を守る仕事に就きたい」「災害時に、役立つ仕事はなんだろう」と考えた人も多いのではないでしょうか。
主な災害に関する仕事にはどんな職業があるか、ご紹介します。
【災害に関わる仕事とは?】社会基盤を作る!インフラ関連の仕事
「下部構造」を意味する「インフラ(インフラストラクチャー)」は、その名の通り社会の基盤になる設備・システム等を意味します。
これらに該当する水道・ガス・電気・土木関連の職業は、災害時に大きく注目されます。
公共事業である場合が多いですが、一企業がその役割を担っていることもあります。
新卒入社もしくは転職活動を行い入社するケースが大半ですが、土木の現場作業員などの場合、日雇いのアルバイトから始まり、経験を積んで社員になるということもあります。
水害や地震で発生した大きな障害物の撤去作業など、重機を使う必要がある場合は特殊車両の運転免許がある人を日雇い・期間限定作業員で募集することもあります。
【災害に関わる仕事とは?】人々の暮らしを守る!自衛隊
自衛隊は災害時に現場に派遣され、様々な救助活動を行います。
被災地での人命救助・浴場の設営・食事の配給などその活躍は多岐に渡ります。
入隊するには専門の学校を卒業する他、一般曹候補生として応募するという方法があります。
日本国籍を有する18歳から27歳未満の方が対象と広く門が開かれているので、高卒、専門卒などはもちろん、大卒者や一度社会人経験を積んでから入隊する人も少なくありません。
【災害に関わる仕事とは?】心身のケアを行う!医療従事者
災害時には怪我をする人も続出するため、医師・看護師は対応を行います。
多くの医療機関は、停電時でも施設自体の自家発電で継続し医療措置を行うことが可能です。
患者は心身ともに大きなダメージを受けていることが多いので、どれだけその苦痛を取り除けるか、一人一人に向き合う集中力が必要になります。
医師はもちろん、看護師は一般企業に就職した人が途中から志すということが難しい職種ではありますが、数年の社会人経験を経てから専門学校に通い、看護師になったという人もいます。
時間や通学の費用もかかるため難しい選択ではありますが、強く志望する場合は考えてみるのも良いでしょう。
【災害に関わる仕事とは?】災害時に活躍する意外なポジションも!
災害に関わる仕事というと、どうしても上記のようにメディアで取り上げられる職業が注目されがちですが、多くのBtoCの業種は災害に関わる仕事と言えます。
現代においては小売業・運輸業などもいわゆる「エッセンシャルワーカー」であり、災害や非常時からの復興を担う重要なポジションです。
他にも直接的ではないですが、防災グッズや非常食を開発するメーカーなども広く考えると災害に関わる職業です。
有事の対応ではありませんが、防災という観点から人を守る職業と考えられるでしょう。
常に広い視野を持って、自分が活躍できそうなのはどの業界・ポジションなのかを考えたいですね!
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