せたがや若者サポートステーションと合同で、就業準備プログラム特別セミナーを開催しました。
日本若者転職支援センターでは、2019年10月3日(木)働くことに悩みを抱える若者の自立を支援するNPO法人「せたがや若者サポートステーション」※(以下「せたがやサポステ」)と協力し、ブランク期間を脱して就業を目指す若者を対象とした特別セミナーを実施しました。
本セミナーはせたがやサポステが年に3回行っている「集中プログラム」の一環で、今年7月に続いて2回目の開催となります。本格的に就職を目指す方、就活準備を始めたい方を対象に、せたがやサポステと日本若者転職支援センターが共同で企画・実施しました。
※せたがや若者サポートステーション(愛称:「せたがやサポステ」)
働くことに悩みを抱えている15歳~39歳までの若者に対し、キャリアコンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への就労体験などにより、就労に向けた支援を行っている厚生労働省委託の支援機関。
集中プログラム特別セミナーの内容
前回同様、就業準備中である参加者が社会をより身近に捉え、働くことに前向きになって欲しいという理由から、MAP本社オフィスを会場とし、以下のプログラムを体験いただきました。
・転職体験者の講話
・自身のこれまでを振り返る「ライフチャートワーク」
・稼ぐこと、使うことを改めて考える「お金の基礎知識セミナー」
・就労体験(電話対応・来客対応の実践)
社会復帰を果たした転職体験者の講話
前半ではMAPグループの新事業・長期的転職支援事業WORX(ワークス)を利用して就業中のメンバーが自身の体験をお話ししました。
講話を担当したのは、体調不良によるブランク期間を経て、未経験からエンジニアを目指しWORXに参加した30歳の男性メンバー。
現在も勉強を続けながら大手企業でハードエンジニアとして活躍している「先輩」に対する質問や、活発な意見交換が行われました。
電話応対にチャレンジ!より実践的な就業体験を追加
今回新たにプログラムに追加したのはオフィスでの就労体験。苦手意識を持っている人の多い電話や来客応対のレクチャーと実践を行いました。
電話応対実践では電話をかける人、取次する人、受ける人と役割を決め、電話でのマナーや言い回し、声のトーンなどに気を付けながら、内線電話での取次ぎも体験しました。
また、来客対応体験として、受付電話の対応から応接室へのご案内まで一連の流れを実践。参加者のみなさんは
「電話の応対は苦手」
「上手く話せる自信がない」
と少々緊張気味でしたが、講習担当の前川から
「せっかくの実践機会、失敗しても構わないのでどんどんチャレンジして場数を踏みましょう!」
とご説明し、積極的に取り組んでいただきました。
参加者様の声(終了後アンケートより)
電話対応と実際に転職を体験された方のお話が印象に残りました。あきらめない気持ちが大事なんだと勇気づけられました。
面接に挑む心構えなどをお聞きしたところ、明確な対処法や考え方を教えて下さったことがとてもためになりました。
どのプログラムもすごく充実していて大変参考になりました。
自分と似た状況から社会復帰を果たした方のお話に勇気づけられました。「がんばりすぎない」は社会人としての必須スキルであるという言葉が心に残りました。
実際に転職を体験された方のお話を聞いて、自分自身の就職活動の流れなどイメージすることができました。
電話対応のワークは一番緊張しましたが、機会があればまた挑戦したいと思います。
お金の基礎知識を学び、就職後のイメージをつかむことができました。
日本若者転職支援センターでは今後も各支援機関と協力し、社会への復帰を目指す若者を支援してまいります。