無職、ニート、フリーター…「その日暮らし」になっていない?

無職やニート、フリーターなどの生活をしている人に多いのが、「今、この瞬間をなんとかやりくりしている」という生活スタイル。具体的に言うと金銭面が厳しく、なんとか今月を乗り切ってまた次の月に備える…という状態です。しかし、時間はどんどん流れていくので今月を乗り切ってもまた翌月の色々な支払いが待っています。このような、終わりの見えない「その日暮らし」に恐怖を覚える人も少なくありません。では一体どうやって、「その日暮らし」から脱出すれば良いのでしょうか?

★不安な「その日暮らし」

その日暮らしと言っても、「毎日の食べるものに困る」というようなものだけがその日暮らしではありません。貯金を切り崩して生活をする、毎月の支払いが期限も金額もギリギリ、欲しいものはまず買えない…健康で文化的な最低限の生活に困る、このような状態も「その日暮らし」と言えます。

その日暮らしをしている人の中には、その自覚がない人も多くいます。その多くが、正社員として働くことを諦めてしまった人たちです。

★その日暮らしでは未来が想像できない

特に最近、就業意欲があるにも関わらず、正社員として働かない若い人が目立ちます。若いのだから有無を言わずに働きなさい、ということではありません。単純に

2019年は求職者に有利な売り手市場
さらには企業が希望する「若手」という立場

と、正社員になる好条件が揃っているにも関わらず…ということです。就業意欲があるにも関わらず、なぜ正社員として働かないという道を選んだのでしょうか。そこには理由があります。

・過去に正社員として働いていたが、仕事に自信を無くしてニート(フリーター)になってしまった。

・働いたことはないが、社会に出て正社員としてやっていく自信がないので、ニート(フリーター)になってしまった。

就業意欲があるけど正社員として働かない主な理由としては、この2つが大きいでしょう。実際に、例えばニートを例に撮ってみます。ニートの総数は2002年時点で約85万人で、そのうち就業意欲を示している「非求職型」は50.4%。また、ニート全体の65.5%は、過去に就業していた経験があり、その割合は1992年の53.8%から10ポイント以上増加しているというデータもあります。つまり、ニートの半数以上は過去に就業していたり、働きたいと思っているのです。(参考:日本総研

働きたいけど働けない。全くの未経験者から第二新卒のような社会人経験者まで、様々だと思います。

さて、ここで考えてみましょう。社会に出る恐怖と生活できなくなる恐怖、どちらが怖いでしょうか?社会に出て体験する恐怖はあくまで想像でしかなく、案外「転職して環境が変わったらうまくやれた」「思ったほど怖い思いはしなかった」ということがほとんどで、「入社=怖い目にあう」というものではありません。しかし、それに対して生活できなくなる恐怖というのは、「お金がない=生活できなくなる」という、逃げようのない事実です。こちらの方が恐怖ではないでしょうか?欲しいものを我慢したり、うまくやりくりするのは悪いことではありません。しかし、将来的に家族を持ちたい、いい家に住みたい、いい生活をしたいと思った時に、ニートや無職・フリーターでは、今の「その日暮らし」の生活を続ける以外の選択肢を持つのは正直難しいでしょう。

★就職(転職)活動は専門機関を利用するなどして進めよう

正社員で働かないという人は、気持ちのどこかで「正社員としてやっていく自信がない」と考えている人が多いのではないかと思います。前述の通り、辛い思いをした過去があったり、まだ見ぬ社会が恐ろしく思えたり、または転職しようと色々な企業を受けてもうまくいかなくて諦めてしまったり。

仕事であった出来事は友達や家族に何気なく話せても、「働くことそのものの不安」は意外と人には話しにくいものです。「こんなことで悩んでると思われたら、バカにされないだろうか。」「幼稚だと思われないだろうか」「レベルが低いと思われないだろうか」…このような思考がますます、自分一人で抱え込む原因となり、不安に拍車をかけてしまいます。

もしかすると、友達や家族に話したら、そう思われて何か言われてしまうこともあるかもしれません。しかしそれはあなたのレベルが低いのではありません。単純に、相談する相手を違っているだけです。

では、誰に相談すればいいのか?それは私たち転職エージェントや、地域若者サポートステーションのような専門機関です。働くことそのものに不安がある状態では、うまくいくはずの転職も失敗してしまいます。まずは、働くことに明るいイメージを持てるように気持ちを切り替え、その上で就職(転職)活動をしていく必要があります。

★まとめ

その日暮らしをしている人は、終わりのない貧困への不安と戦っていることでしょう。「いつまでこの生活が続くんだろう?」「いつかは裕福な生活ができるのだろうか?」しかし、金銭的な余裕は自分で動かなければ勝ち取ることはできないものです。まずは専門機関に相談し、働くことへの具体的なイメージを持ってみましょう!

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