人生は選択の連続。考えて働こう〜ニート・アルバイトで大丈夫?〜

人生、甘く見ていませんか?

仕事を、進学の延長と考えている。最近そのような言葉を若い人からよく聞きます。義務教育、高校、大学を終えたら次は仕事、というようにです。そしてその延長に結婚や出産、家や車の購入などのライフイベントが控えており、何も意識せずともそのうち遭遇するであろう…そんな考え方が目立ちます。しかし、ぼんやり過ごしていて当たり前に夢が叶う訳ではありません。厳しい言葉を選ぶとすれば、少し甘い部分があるとも言えます。社会はエスカレーター式な訳ではなく、あなたの面倒を必ずしも見てくれないのです。

まず、ご自身のことを振り返ってみてください。例えばあなたが20代後半で・職歴がアルバイト経験のみだとすると、残念なことにこのまま進んだ場合上記のような未来は望めません。収入が足りないことはもちろん、経済基盤が安定しないと異性からパートナーに選ばれる確率も下がります。社会的信用の不足から、家や車を購入するローンも組めないでしょう。

 

理想の自分と今の自分の乖離

これは、自分の未来を詳細に描けている一方で、そのために今何をすればいいのか、その未来のためにどのくらいの収入が必要かなどが見えていないという状態です。

確かに仕事は『卒業後にするもの』でもありますが、それだけではありません。その中に楽しみややりがいを見つけたり、責任を負ったりとある程度の覚悟が必要になります。それはなぜか。学校生活は『お金を払って』教育を受ける顧客の立場に近いものですが、働くということは『お金をもらって』サービスや商品を提供する側に立つためです。

自分の仕事は、数多くの選択肢の中から自分で自由に選ぶことができます。逆に言えば、与えられるがままで選ばない姿勢である場合、前に進むことができません。そして、仕事に当たる姿勢も、受け身でもなんとかなっていた学生時代と異なり自分で能動的に動くことが必要とされます。

自分の市場価値をきちんと把握した上で、今、何をすれば想像している未来にたどり着けるかを、一度考えてみましょう。

 

自分の市場価値って?

では、『市場価値』とは一体何のことなのでしょうか。簡単にいうと転職しやすさのバロメーター、自分の労働力は企業でどれだけの需要があるかということです。

・若手は価値が高い

・無職やアルバイト経験のみでは価値が低くなりやすい

など一般的な水準はあります。しかしあなたが前述の「アルバイト経験だけの20代後半」だとしても、経験豊富な同世代や、同じような経歴の年下とも渡り合える可能性はあります。市場価値を自分で作っていく気持ちで転職活動をすれば、良いのです。

 

自分の価値の上げ方って?

では、自分の価値はどのように作っていけば良いのでしょうか。先ほどのように市場価値は若手の方が高い傾向にありますが、20代後半だからと言って諦める必要はありません。自分に隠された価値を磨いて、志望企業にぴったりマッチするような形で見せることで、十分に勝機はあります。

ポイントは『安売りしない・逃げ腰にならない』こと。条件や待遇にわがままになりすぎもいけません。しかし「正社員で希望しているけど、まずはアルバイトでいいよね?」と値踏みされてしまっては元も子もありません。自分の経験やスキル、ポテンシャルに自信を持ち、それをどう役立てることができるかをアピールすることです。学生時代やアルバイトでの経験を「どうせ役に立たないから」と切り捨ててしまうのではなく、「こんな経験があるから、こう活かせます」と売り込むのです。例えば同じバイトリーダーの経験でも、「バイトリーダーの経験があるから、リーダーできます」ではなく、「バイトリーダーになり、●●の経験をしました。それを御社の▲▲で活かしたいです」とより具体的に想像がつくような表現で伝えましょう。

 

未来の自分に足りないものを『補う』転職を

自分の未来予想図を夢で終わらせないためには、まず自分の現状を把握することが必要です。転職を繰り返している自分、職歴がない自分、アルバイトの自分。「漠然と過ごしていても、いつかなんとかなる」ではいけません。それを変えられるのは今のあなた自身。未来のために今足りないものは何かをきちんと考え、それを補うための転職をしましょう。もちろん経済的な裕福さが全てではありませんが、経済基盤の安定は生活の基本であり、選択肢を増やすことでもあります。あなたが描く夢が「家族を持ち、家を買い、車を買う」のようなことであれば、今すぐアルバイトやニートの現状から脱却することが必要なのは明白ですよね。先延ばしにしていても、何の解決にもなりません。逃げ続けることは時間の浪費ですし、何よりあなたはどんどん歳をとっていきます。市場価値が下がっていくだけではなく、夢みていた自分の年齢にどんどん近づいていくのです。いざ40歳、50歳になってみて成長のない自分と直面することこそが、一番の恐怖ではないでしょうか。

 

まとめ

少し厳しい言い回しもしましたが、自分の夢と現状に大きな乖離がある場合、危機感を持つことも時には重要です。危機感を持つことで、いい意味で自分にプレッシャーをかけ、緊張感を持った行動ができます。黙っていて解決することなどありませんので、「このままじゃマズい」と思ったらすぐに行動を開始しましょう。いくら『市場価値は作れる』と言っても、早いに越したことはありません。自分の姿に向き合い、未来に向けて足りないものを『補う』転職を進めていきましょう。きちんとしたフィールドで真剣に頑張った人には、収入だけではなく、経験や評価もちゃんとついてきます。

コメントは利用できません。