数年後の『理想の自分』のために〜PDCAが重要〜

転職活動において、

長い(または短い)と感じた人、辛かった(または充実していた)と感じた人…それぞれだと思います。

これまでしたことがなかった、自己分析や目標設定、色々なことをしてきましたね。

しかしその取り組みは、転職活動だけのものではありません。転職活動が終わったから、もう自己分析はいらない。目標は立てなくていい。そのように考えてしまうと、日々の仕事を無駄に消化してしまい、成長の機会を失ってしまうこともあります。

「日々ぼんやり仕事をしない」というのは非常に重要です。そのためには、自己分析と目標設定を定期的に行う(見直す)ことが鍵になってきます。

1年後、3年後、5年後の自分はどんな風になっていたいか?

このような「なりたい自分像」を常に持っておき、時間の経過や経験と共に調整していくようにしましょう。

 

★なぜ目標設定が大切なの?

目標設定が大切な理由。それは、『目標を立てることで日々の仕事に計画性が増すため』です。

「1年後、自分はこのレベルに到達していたい」という目標があることで、その目標に対してその月・その日、どのような努力をすれば良いのかが逆算できるので、毎日の仕事を計画的かつ能動的に進めることができます。

「勉強しよう」「成長したい」という気持ちで仕事に取り組むと、覚えも早いですし、何より楽しく仕事に取り組めます。周囲の人も、あなたのその頑張りを密かに評価しているはずです。

ところが、目標がないとどうなってしまうでしょう。ただ毎日与えられた仕事をなんとなくやるだけになってしまいます。前向きな気持ちがないので覚えるスピードが落ち、ミスが増え、周囲の評価も下がってしまいます。結果、仕事は楽しくない・評価されない、と、また転職を考えるきっかけにもなりかねないのです。

入社してすぐに会社を辞めてしまうことを『早期離職』といいます。早期離職は自分の職歴を増やし(=次の転職で不利になりやすい)、退職した企業側にも迷惑をかけてしまいます。早期離職は、自分と企業の両方にデメリットがあるのです。

早期離職を防ぐためにも、目標設定はきちんとするようにしましょう。

目標設定の大切さはこちらの記事を、

早期離職に関する記事はこちらを参考にご覧ください。

 

 

★理想の自分に近づくために〜分析と目標・仕事の改善〜

では、理想の自分に近づくためには、どのような手順で何をしたら良いのでしょう。

①目標設定・計画
②日々の業務の実行
③確認(業務分析・自己分析)
④業務・目標に対する改善

目標設定・計画

①の目標設定は、前項の通りです。自分がなりたい姿や到達したいレベル、仕事の完成度などを考えます。考えるだけではなく、そこに向かっていかに動いていくかを逆算し、計画を立てていきます。

「1年後、●●になるために今月できることは▲▲。それを日割りで考えると、今日できることは□□…」のように、細かく考えます。そうすることで日々の仕事を無駄にせず、実際に業務を進めている時にも目標へ一つ一つ積み重ねている実感が得られます。なんとなく会社と自宅の往復をしている…これほど勿体無いことはありません。ぜひ、業務の習得やプロジェクトの完成度、自己成長などの目標を設定し、細かく日々のやるべきことを計画していきましょう。

日々の業務の実行

目標が決まって、やるべきことが明確化されたら、次は実行です。スピードや効率、精度などを考え、工夫してみましょう。日々の業務そのものが単調でくじけそうになった時は、①の目標に立ち返ってみましょう。「この目標のために自分が今やるべきことはこれなんだ」と、マインドの軌道修正ができます。

確認(業務分析・自己分析)

③の確認は、非常に大切な部分です。

学生時代、テストを採点して返された後に、間違った問題を見直しして不明点を解決したことはありませんか?あのプロセスに似ています。

何事も、やりっぱなしではいつまでも同じミスを繰り返してしまいます。そのため確認・分析は非常に大切なポイントです。

分析とは、業務の分析はもちろん自己分析も含みます。

自己分析は、転職活動時に必須の作業。しかし、それと同時に大多数の人が転職・入社後には自己分析することを忘れてしまいます。

「自己分析は、転職活動のもの」「内定が出たから、もうしなくていい」

そう考える人が、大変多いのです。

しかし、働き始めてからも自己分析を続けることには、様々なメリットがあります。自己分析を行うことで、「現在の自分の立ち位置」を把握できるのです。

自分が今どのような状況で、あとどのくらい何を頑張れば目標に到達できるのか。こうした振り返りを行うことで効率の良い努力ができます。

自分の得手不得手、現在の成長度合いを理解しないままがむしゃらに頑張っても、あまり成長が目に見えなかったり、ロスが多い仕事をしてしまいます。

「仕事を選べ」ということではなく、自分の能力をどのように伸ばそうかと計画するときの参考にできるため、自分のことは知っておくに越したことはない、ということです。

業務分析で仕事の習熟度・完成度を、自己分析で自己の成長度合いを都度、確認しましょう。

業務・目標に対する改善

さて、業務の習熟度や完成度・自分の現在の状態を確認できたら、『改善』が必要です。改善という最後のステップで、一つ成長できます。「確認・分析して終わり」ではなく、確認・分析した結果を元に、不足点を改善しましょう。

例えば、業務改善。30分で完了した作業を次は25分で完了させたい、と思ったとき、「どうすれば早く完了するのか」という方法をいくつも考えてみます。そして、次に作業をするときにそれらを試してみます。

この、いくつもの方法を試すことを『ABテスト』と呼びます。ABテストとは、Aの方法とBの方法を試し、効果があった方を採用するといったもの。自分の仕事にも、思いつく限りの効果がありそうなものを考えてみて、どんどんABテストしてみましょう。一番効率よく、効果がある方法を次から使い、また効果がありそうな方法を見つけたら、さらにABテストをしてスピードと精度を上げていきます。

また、自分の目標に対する改善も大切にしましょう。

「自分の●●の習熟度はこのレベルまで到達したから、目標を少し高いものにしてみよう。」
「目標達成まで思ったより時間がかかりそうだ。達成のタイミングを予定より1ヶ月余裕を見ておこう」

というように、目標の上方修正や見直し、自己成長の手がかりにするのです。

手がかりを見つけたら、必ず実行しましょう。繰り返しになりますが、この『改善』のステップで、人は成長します。

このように、仕事は「やったらやりっぱなし」ではなく、「見直して改善すること」により、成長できるチャンスがたくさんあります。

ビジネスでは、このような計画・実行のサイクルを「PDCA」と呼びます。

P=Plan(計画)
D=Do(実行)
C=Check(確認)
A=Action(改善)

業務内容だけではなく、その習熟度合いにより立てた目標が適切なものか、「目標そのものの見直し(改善)」を挟むことで、より理想が現実的なものになります。

①=目標を立て(P)、②=日々の仕事をし(D)、③=分析を行い(C)、④=改善(A)をする。これを繰り返すことで、あなたもどんどん成長していけるでしょう。

仕事はただ手を動かせばいいというものではなく、頭を使うことで初めて成長できると言っても過言ではありません。

業務の軸と自分の軸、相互に関与し合う両軸を視野に入れてPDCAサイクルを回していくことが大切です。

 

★まとめ

数年後の自分は、日々の積み重ねの結果であるということを忘れてはいけません。そのため、毎日の仕事を一生懸命やるということを怠らないようにしましょう。大きな目標の前に、目の前の小さな仕事が意味のないようなものに思える時もあるかもしれません。そんな時は、目標を立てた時の初心に立ち返ってみるのも良いです。

歩みを緩めることなく、一歩一歩進んでいくということが、1年後、3年後、5年後の目標としている自分に近づく、一番の近道なのです。

上記のPDCAという言葉は、ビジネスシーンで非常によく使う言葉です。この機会に覚えて、入社後、PDCAサイクルを意識して仕事をしてみましょう。

PDCAは、自分の成長度・業務の達成度、どちらにも当てはめられるビジネスの基礎的サイクル!

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